海の向こうの携帯電話

数日前ちょいと海外逃亡してきました。2月24日から28日の5日間、行き先は香港で、旅行の間一番気になった事はというと携帯電話の事。使う時のマナーとかの事(香港の人はいつも呼び出し音最大でピーピー鳴らして、いたる所で話しています;)ではなくて、電話機本体のデザイン。出発する数日前から自分の携帯電話の調子が悪くなっていたのも理由の一つですが、通り沿いに携帯電話の店がいたるところに目に付きます。

各社カタログを見て判るとおり日本国内で購入時できる現行の携帯電話は、大きく分けてボタン露出型が大多数を占め、フリップ型が数種と言ったところでしょうか。それぞれが多くの機能を掲載してちょっとした
携帯型電子手帳的な要素を持ち始めています。でも、メーカーが違えど外見はそれぞれ酷似。日本製品独特の風潮なのでしょうか一律右へならえの状態。機能やデザインに若干の特徴さえあれど、実際は大差ないモノである上に、小型軽量化を実現するため扱いやすさという一番重要な事を犠牲にしているモノばかりの様な気がします。

一方香港で使われているモノは、BOSCH、NOKIA、MOTOROLA、SAMSUNG等、携帯電話以外の分野でも多くの個性的な製品を生み出しているメーカーが揃っていて、この分野でもそれぞれが独特で魅力あるデザインをしています。中でも私の目を引いたのがMOTOROLAの"StarTAC"(私、この"StarTAC"を超すデザインの携帯電話は未だ無いと勝手に思っています。)のバリエーション展開。かつて日本セルラーで販売されていた頃より少々厚さが増してはいるものの、収納時タバコ大(キングサイズ)はそのままに数種類の型番が販売されていました。またBOSCHのモノはかつてPHS出始めの頃DDIで販売していた100番シリーズ似のシンプルさ。直線的な角張ったアウトラインとフリップ採用でスッキリしたデザインを実現しています。フリップ型で一番興味深かったのが、普通のフリップとは逆に上方向に跳ね上がるタイプ。フリップの先端に受話スピーカーが付いているわけで、二つ折り型と通常型の混合型。思わず「ふむ」と感心してしまいました。もし日本で使用できるモノならば
「全て買って帰ってもいいなぁ」なんて思ったりしてました。考えてみれば、NOKIA、MOTOROLAに関して言えば、かつて日本でも販売されていたモデル。日本メーカーの低価格販売競争によって「携帯電話やPHSの本体は無料同等が当たり前」と言った考え方が浸透してしまったせいで、気に入ったデザインのモノ選んで買う事に対するこだわりが少なく無くなってしまったのですね。

ふと、グレー一色と箱形デザインのパソコン業界にふと出現した「青い三角のパソコン」の事を思ったりします。果たしてこの先日本の携帯電話業界に「これは!」と思えるモノが出現するのでしょうか?現状をうち破るモノ出て欲しいですね。(私は"StarTAC"のデジタル版を熱望します)

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