BROMPTON Light 3

 Brompton Bicycle Ltd 2001年
FOLDING BIKE

 「FOLDING BIKE」つまり折り畳み自転車ですね。少し前から町中で結構良い自転車を見かけることが多くなりました。MTB、BMX、レーサー他色々。浪人2年、大学4年の計6年間は基本的にどこに行くにも自転車での生活を送っていた私でした。盛岡からもっていった自作レーサー機を初めとして、その頃出回り始めたMTB3台計4台ほど乗り継ぎましたが、最後の一台を友人に売り渡して以来、自分の自転車って無かった訳です。出身の盛岡で就職をするため盛岡に戻ってからは、基本的にどこに行くにも車といった生活。職場が市内中心部近くにあるため、役所等への用足しは歩きも少々。実際自転車が無くても生活は出来る訳で、必要な時は自宅にある親のママチャリを時々拝借したり、そんな感じでした。私の職業は「コンピュータの前で一日中CADを扱っている」と思われがちですが、実は結構外回りに出る時が多かったりします。時には朝から晩まで市内の各所で打ち合わせということもザラです(^ ^;そんな時に決まって思うことが「自転車があればなぁ」だった訳です。で、買うなら車のトランクに簡単に入るサイズまで小さくなる折り畳みでオン・オフに両用できる一品が良いなぁ等と考えていました。で、今回の自転車購入のトドメは、最近生業の方で近場の現場に日々通わなければならない状態に陥った訳です。その上、通常の建築物より、打ち合わせのために市内役所関係を結構短時間で動き回る必要があって、歩きでは移動時間がかかりすぎるし、かといって、車では小回りが利かなすぎる。さてこの混沌とした状態を打破するには、等と大義名分を抱え、出した結果が「折り畳み自転車購入!」

リヤ・ビュー。サドルに付いているのは付属のロゴ付きサドルバック、輪行袋等を入れるのです。
 思い立ったが吉日とばかりに早速色々と捜索を始める私。ポピュラーなところで折りたたみ自転車(私はFOLDING BIKEと呼ぶよりこちらの方が親近感があって好きである(^ ^))の代名詞と言えるBD-1(独r&m OEM)、英国の伝統機BLOMPTON、全世界の折り畳み自転車発売元にOEM供給をしているDAHONのBOARDWALK、国産に目を向けるとスギムラ 折りたたみ16等々。少々視点は異なりますが、2000年にブリジストンから復刻された名機MOULTON。も物欲を刺激する一品。他にブツはと思い、友人に話したところ、英国のskootを教えられた暁にはさすがに引きましたがね(^ ^;。上記の中で私の中にある「自転車のイメージ」ぴったり来たのが、BLOMPTONとBOARDWALK。でも、BLOMPTONに関して言えば、価格が14万円〜6万円台後半。ハッキリ言って高いです;で、決めかかったモノがBOARDWALK。20inchタイヤに7段変速。これなら良いでしょ、と思ったわき片隅で、ちょっと視点を変えてみようと、ネットオークション関係をあたり始めると、あるはあるは・・・。でも良いものはやはりソレナリの開始値段(ちなみにオークションでの高額落札をさせる方法は、低価格から開始して入札競争をさせることだと心に刻んで下され、出品者諸君!)。と、楽天オークションを覗いていたところ、BROMPTON LIGHT 3の出品を発見、しかも色はグリーン!これが結構良い開始値段。見れば入札者も少ない。上手くいけばBOARDWALKより安い値段で落札出来るかも(^o^)と、結果、思惑通りに3万円代中程の値段で落札。晴れてBROMPTONオーナーになった私です。ちなみに終了直前、奇襲の札入れいたしました(-。-メ)b'''

 さて、肝心のブツのご紹介を(^ ^;。メーカー名BROMPTON、その名の由来はLONDON市内にかつてあったBROMPTON VILLAGEからきています。この自転車を作り出したアンドリュー・リッチー、彼の生まれ故郷でもあるこの村の名前は、現在でもBROMPTON ROADとして残っています。(Harrodsの絡む通りと表現するとわかる方もいるのではないでしょうか?)

後部フレームを折り畳んだ状態。このまま駐輪出来るのです(^ ^)'''
 その独特の折り畳み機構は1986年に初めて製品として完成された時から変わらず今のモデルに受け継がれていて、通常の自転車フレーム構造では溶接され三角形の形状になっているシート・チューブとシート・ステー+チェーン・ステーを分離させ、ボトム・ブラケット直後部にヒンジを設けることにより、そのヒンジを中心として後輪を含めた後部全体がメイン・フレーム下部に回り込んでくる独特の折り畳み機構を実現。この機構によって16インチサイズの折り畳み自転車としては世界最小の折り畳み時サイズを誇っています。フレームや細部仕様における若干のモデルチェンジこそあれど、折り畳み機構同様にその下弦弓なりに反った特徴的なフレーム形状も初ロット時とほとんど変わらず、初出荷時から完成された英国産自転車は15年たった今でもその価値を変えることなく日々淡々と少数生産されています。ちなみにこのlight 3は構成自体は一緒ですが台湾製。UKの名を冠する英国製との違いは外観ではメイン・フレームに貼ってあるステッカー。組み上げ精度のくる剛性の違いによって乗り心地が異なるとの記述が見受けられますが、身近に比較する対照が無いので詳細は判りません。何にせよ、BROMPTONはBROMPTONなのである。

折り畳んだ状態でCHEROKEEのタイヤとの比較。おおよそ同じ程度の大きさ。ちなみに重さは11キロ弱。
 早速乗ってみますと、これが結構良い感じ。暫く自転車乗りから離れていたにも関わらず、昔取った杵柄(?)乗り心地の善し悪しは判ります。ハッキリ言って快適です。内装3段変速と言って侮る無かれ、微妙にクロスレシオされた感があるその能力は街乗りには最適かと思われます。タイヤにはしっかり泥よけも初めから装備され、実用自転車としての装備もシッカリ万全。ただ、ブレーキの利きは少々鈍いようで、これは後程Vブレーキシステムへと交換が必要だな等と思っています。肝心な複雑な折り畳み機構も、慣れてしまえば1分も足らずに組み上げ完了。日々活躍するBROMPTON君です。折り畳み時には結構小さいサイズになってしまうので、簡単に自動車に積み込むことも可能となります。手元に届いた夜、早速荷台に乗せて自宅へ帰った訳ですが、自宅に戻って再度乗ってみようと、組み上げてペダルをこいだ瞬間「ガシュッ!」という音と共にチェーンが外れてしまいました(泣)。英国製内装式変速機だけあって、どうやら自前の知識では調整修理は不可能;次の日早速最寄りのサイクルショップに持ち込みとなった次第。その店では、BD-1等を販売している盛岡市内では数少ない店。BROMPTONも以前3台ほど売った事があるとの話を聞いて、少々安心。入院後3時間弱でどうにか退院。聞けば、変速機調整が狂っていたとのこと。昨夜車の荷台に平置きしたので、その結果、変速機に車重ががかかってずれたのではないかと推測されます。折り畳んだ状態を確認すると、ハンドルが上になると変速機に車重がかかるようなので、それからはハンドルを下にして搭載するようにしています。結果は良好。さすがにチェーンの張りに直接影響が出る構造の折り畳み機構なので、時々変速機が不調になったりしますが、今のところ特に問題なく走り回っておりますデス(^ ^)v'''
↑これがその小瓶
 

 さてさて、最後になりましたが、ちょっと感動のオプションの話。ふと箱を開封して取り扱い説明書が入ったビニール袋の中にガラスの小瓶が入っているのに気が付いたのです。何やら油が入っています。「メンテ用の油かな?(さすが英国製である慣らし用の機械油が入っている)」等と思ってふたをねじって開けてみると、蓋には筆が付いています。「!」と思って蓋を再度閉め、振ってみる・・・と、金属の粉が広がって・・・。なんと本体と同色のペンキではないですか!!これにはさすがに感動(^ ^; 輸送中の振動でチェーンとギヤの咬み合いがくるっていたせいもあり、最初の組み上げの時にチェーンがチェーン・ステーに擦り付いて出来た塗装ハゲ部分(泣)を早速レタッチ。まさかイキナリ使うことになるとは・・・(- -)'''ともあれ、国産有名メーカでもここまで気の利いたところは無いでしょう。

 本当は徒歩で移動する勇気を持てば、特に必要ない等と言われそうな私の境遇ですが、それはそれとして(^ ^;。最近は進んで、自転車に乗る(と言うかBROMPTONに乗る)私、自転車を使った移動の手軽さも手伝って、結構「寄り道」の楽しさを再認識していたりもします。そのうち、週の数日はBROMPTONで通勤しようか等と目論んだりして。特に健康に留意するつもりでは無いのですが、自転車に乗った後の爽快感って良いですよね。これから暫くは気候も良い感じになりますから本当にBROMPTONで出勤してみようかな等と・・・(^-^)。

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