G LOCK-19
MODEL GL19-55
Tajima 1998年
コンベックス(巻き尺)

これ、一見して何に見えるでしょうか?一時大ブームとなった「G-SHOCK」の一種と思った方もいるかと思います(いないって;)。外見の雰囲気は全くと言って良いほど似ていますね。でもこれコンベックス(巻き尺)なのであります;設計の仕事上欠かせない道具の一つとして巻き尺があるのですが、ちょっとした理由で水平機付きのモノが必要になってDAYショップに出向いた時に発見したモノ。目的のモノを買わずに購入してしまいました;通常市販されている巻き尺というのは樹脂ケースがそのまま外装になっているのモノがほとんど(いや、全て同じ仕様である)過酷な現場の作業では
特徴でもあるゴムの素材は握り心地抜群。手にしっかり馴染みます。
外部から多くの衝撃を受けてしまいます。場合によってはケースが破損して、肝心な尺部分が露出→錆を生じる事もあります。その点この「G LOCK-19」は樹脂ケースを包むようにゴムの衝緩プロテクターが装着されています。建設現場の高い足場から落としても大丈夫な感がしますね!(まさにG-SHOCK的な発想です;)ラジアルタイヤを連想させるゴム素材表面の凹凸もしっかり手になじみ、握り心地良しであります。この商品を開発(!?)した方が果たしてどこまで考えて商品ベースまで持っていったかは解りませんが、久しぶりに工具関係のデザインで感動を呼び起こしてくれました。陳列棚を見る分に結構売れている様子であります(^-^;。「売れ筋商品」でしょうかね;

一般のDAYショップで売られている工具等は、耐久性や信頼性を求めるよりも「なるべく安価に」と言った目的で生産されているモノが多いように見受けられます。その中には「基本的な機能さえ持っていれば、後は既成の概念(取手を付けるとか云々)で形作る。」と言った安易な発想のモノばかり。使い易さや、手入れのし易さ等に関しての考慮は今ひとつと言っても良いかもしれません。(逆に言えば、「機能=形」と言った基本が既に確立されているためでしょうか・・・、)人間工学等どこへいったやら;実際プロフェッショナル・ユースの工具や計測機器は、定番と言われるモノも細かなモデルチェンジがあったりするのですよね。その上こういったモノを購入しようと思っても、店頭よりカタログ通信販売&特殊店舗でしかお目にかかれません。国内の工具メーカーが一切デザイン的な要素を否定しているとは言い切れませんが、安価であってもそれぞれ個性(メーカー独自の色)を持ったモノを競って販売してくれるようになると単なる工具としてでは無く「一式そろえてみたい!」と言った奇特な方も出現してくるのでは?等と思いながらしげしげと「G LOCK」を眺める今日この頃であります。